鬼才ギャスパー・ノエ最新作にして超過激な問題作『LOVE【3D】』が、4月1日(金)より日本公開される。
『LOVE』はノエ監督の『エンター・ザ・ボイド』(2009年)以来の新作で、主人公の青年マーフィーが、かつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を振り返るという物語。監督は、「愛しあう若いカップルの情熱を肉体的に、そして精神的に完全に再現する映画を作ることを夢見続けてきた」「私の初期の映画と異なり、この作品だけは、センチメンタルな暴力とエクスタシーへの愛以外のなにものでもない」と今作への思いを明かしている。
2015年のカンヌ国際映画祭で上映された際にはプレスや一般客が殺到し、3Dスクリーンから精液が飛び出す演出に衝撃を受けた。
予告編最後の「映画と生で交わる」のコピーのように、3D技術を駆使し、まるで登場人物たちと同じ部屋にいるかのような感覚に陥る。過激でエロティック、人間の愛とセックについて考えされられる同作は必見だ。
『LOVE【3D】』は、4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国劇場公開される。