ゲイのカウボーイ2人によるラブロマンス映画『Strange Way of Life(原題)』が、カンヌ国際映画祭にて出品されることがわかった。
主演は、名優イーサン・ホークと、今をときめくハリウッド・スター、『マンダロリアン』『LAST OF US』のペドロ・パスカル。2人がゲイのカウボーイ役を演じる。
監督は、『トーク・トゥ・ハー』『オール・アバウト・マイ・マザー』といった名作を送り出してきたゲイの映画監督ペドロ・アルモドバル氏だ。
本作のストーリーは、ゲイのカウボーイ2人が、25年ぶりに再会。とある殺人事件を解決するというものだ。
以下、予告編(英語版)。
ちなみに「ゲイのカウボーイ」といえば・・・かの名作ゲイ映画『ブロークバック・マウンテン』に似ている。
これに対してアルモドバル監督は、映画祭サイト「IndieWire」のインタビューでこう答えている。
「これは私の、『ブロークバック・マウンテン』に対する個人的なアンサーのようなものになるかもしれません」
「登場人物の2人は、決して自由を獲得しているわけではありません。あれを観て、誰も『人間は自分の望むものになっていいのだ』とは思わないでしょう」
名作『ブロークバック・マウンテン』といえば、アン・リーが監督を務めたゲイ映画。アカデミー賞の3部門受賞する快挙を成し遂げた作品だ。
悲恋もののストーリーだっただけに、本作ではアルモドバル流の”答え”を出してくれるかもしれない。
本作は5月のカンヌ国際映画祭に正式出品予定。
日本公開は未定となっている。