米フロリダ州オーランドのゲイクラブ「パルス」で起きた銃乱射事件。そんな悲惨な事件の追悼の意をこめたショートフィルム「103 Shots」が公開された。
これは、女優で監督のヘザー・カシルス(Heather Cassils)が指揮し、約200人のボランティアの協力のもと製作された。
タイトル「103 Shots」は、事件当日に放たれた103発の銃声を意味している。
動画では、ゲイ&レズビアンカップルが風船を抱き合い、その風船の破裂音を銃声に例えている。
動画にセリフはなく、ただ破裂音だけが響き渡る動画だが、見るものに強烈なメッセージを与えてくれる。
また、動画冒頭の説明文は以下の通り。これは実際にパルス内にいた生存者の声だそう。
「クラブで楽しい時間を過ごしていると、花火か風船がはじけるような音が聞こえる。
みんなそれはショウの一部だろうと思う。だけど、それは自分の思っていたような楽しい音じゃないとわかるんだ」