台湾×日本の共同企画の舞台『同棲時間~The Brotherhood~』が、8月2日(木)~8月5日(日)の期間、東京・新宿「新宿シアターモリエール」にて世界初初演される。
舞台『同棲時間~The Brotherhood~』は、台湾と日本を舞台にした演劇作品。
ストーリーは、台湾のボロアパートの一室を舞台に、日本に妻子を持ちながらも台湾に男性の恋人がいるサラリーマンの兄、ゲイの弟、性別適合手術中のトランスジェンダーの珍客が登場。
日本語と中国語の入り混じる小さな部屋の中で、三人三様の生き方が交差する。
兄弟でゲイ+トランスジェンダーという登場人物が繰り広げるドラマには、アジア一LGBT運動が盛んな台湾の現状と、その課題にも迫る。
またリリース資料を見ると、ゲイの兄弟同士の愛「近親愛」を描くそうだが、近親愛がタブーな台湾では上映不可能な作品だという。
以下、予告動画。
脚本を担当した林孟寰はゲイの劇作家であり、台湾のTVアワードで最優秀シナリオ賞受賞作家だ。
本作は台湾で稽古を行い、東京で世界初演を迎える。劇中のセリフは中国語での上演(日本語・英語字幕付き)。
新宿にある「新宿シアターモリエール」での4日間限定上演なので、気になる人はぜひ足を運んでみて。
ネット予約はこちらのページから。