「就職面接でカミングアウトして大丈夫かな?」「履歴書の男女欄、どっちに丸をつければいいの?」など、LGBT学生の就活時の悩みは尽きない。
そんな悩めるLGBTをはじめとする性的マイノリティの就活生および求職者を主な対象とした、日本初の業界横断型ワークエキスポ「RAINBOW CROSSING TOKYO」が、10月8日(土)にベルサール三田で開催される。
当日は、多様な業界からLGBT・ダイバーシティ施策に積極的に取り組む約10社が個別ブースを出展する予定だ。各企業における取り組みなどを、求職者に説明し、その場で質問を受け付けるという。その他にも、就活についての悩みを、LGBT当事者として働く社会人に相談できるスペースや、自分の体に合ったオーダーメイドスーツを購入できるスペースなど、様々なコンテンツが盛りだくさんだ。
2016年3月卒の就活生は、43万人を超え、国内人口の約7.6%といわれるLGBTの新卒就活生は3万人以上と想定されているが、「就職面接でカミングアウトしたら帰れと言われた」「履歴書等、男女欄どっちに丸をつけていいかわからず、就活のスタート地点に立てない」など、トランスジェンダーの約69%、同性愛者や両性愛者の約40%が求職時にセクシャリティに由来した困難を感じると言われている。(※1)
就活についてほんの少しでも不安を感じている、質問したいことがある学生は、気軽にイベントに参加してみるといいかもしれない。
なおイベントの参加には事前申し込みが必要だ。イベントの申し込みは、公式ウェブサイトにて受け付けている。
RAINBOW CROSSING TOKYO
日時:2016年10月8日(土) 14:30~19:30 (14:00開場)
会場:ベルサール三田(研修室1、2、3)
(東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館1F)
主催:特別非営利活動法人ReBit(リビット)
参加費:無料
参加対象:「自分らしくはたらく」ことに興味のある就活生、学生、求職者、社会人(年齢・セクシュアリティ不問)※要事前申し込み
コンテンツ:
・基調講演「(仮題)ダイバーシティの視点からLGBTについて考える」
・企業による講演 ※登壇企業は後日お知らせします
・各企業による参加者との交流ブース
・社会人によるパネルトーク「(仮題)LGBT社会人に聞く、自分らしくはたらくとは?」
・オーダーメイドスーツ採寸/販売 (要予約)
・LGBTやアライの社会人への個別質問会
・コンテンツは変更の可能性があります。