31歳の若さでこの世を去ったオープンリーゲイのアーティスト「キース・ヘリング」の生誕60年を記念したオフィシャルパーティーが、東京・新木場アゲハにて9月16日(日・祝前日)に開催される。
なんと、キースと同じNYのナイトクラブ時代を共にした伝説のDJジュニア・ヴァスケスが最後の来日公演を果たす!
NYのキース・ヘリング財団公認のオフィシャルパーティー。
キース・ヘリングと、ジュニア・ヴァスケスは、同じNYのナイトクラブやアンダーグラウンドカルチャーを共にしてきた。
二人はともにアメリカ・ペンシルバニア生まれ。
80年代のニューヨークは、世界最大の消費国家として成長していく一方、貧富の差が広がり犯罪が増加、ホームレスやドラッグの売人がたむろし昼でも危険な地域があるほどだった。
その反動から生まれたカウンター・カルチャーは、ストリートカルチャー、ヒップホップ、クラブカルチャーらを育てた。その中でも重要だったのが「ナイトクラブ」の存在だ。
キース・ヘリングはエネルギッシュなマイノリティーの文化に強く惹かれていき、また彼の作品に重要なモチーフとなって現れていく。
キースはアーティストとして第一線で活躍しながら、伝説のクラブ「パラダイス・ガレージ」にて、グレース・ジョーンズやマドンナ、ウォーホールらと交流を深めていった。
一方のジュニア・ヴァスケスは、白人、黒人、ゲイ、ストレートと、熱狂的なファンから絶大な支持を集め、ニューヨークでもトップDJに昇り詰める。
有名アーティストのリミックスで知られており、マドンナのベストアルバム『ウルトラ・マドンナ~グレイテスト・ヒッツ~』ほか、ジャネット・ジャクソンやプリンスらのリミックスを担当。日本でもMISIAやglobe、浜崎あゆみなどを手がけ国際的に活躍してきた。
同じ80年代NYを生き、活躍したキース・ヘリングとジュニア・ヴァスケス。
エイズにより31歳の若さで死去したキースの生誕祭を、ジュニアの最後の来日公演と合わせて行うという贅沢な一夜だ。
そのほかにも、新宿2丁目発のモンスターパーティー「fancyHIM」も特別版としてウォータエリアに登場!
さらに、中村キース・ヘリング美術館をはじめ国内様々なブランドとの キース・コラボ商品を取り揃えたショップ「POP SHOP」も一夜限定オープンするなど、企画が目白押しだ。
伝説の一夜をぜひお見逃しなく!