世界シェアNo.1のゲイ出会い系アプリ「Grindr(グラインダー)」が株式上場する考えを明らかにした。
2009年にアメリカで誕生した「グラインダー」は、2016年に中国の大手ゲーム会社「北京崑崙万維科技」に2億5千万ドルで買収されている。
深セン証券取引所に提出された書類によると、同社はすぐにでも株式公開する可能性があるそうだ。
資料によれば、グラインダーは同社の2017年の4%の利益を占めており、過去3年間連続の黒字を達成しているそう。
株式公開後はさらなる資金調達を行い、さらなる拡大に向けて動き出す予定だ。
グラインダーといえば、スマートフォンのGPS機能を使った世界で初めての出会い系アプリであり、「ティンダー」などをふくめた現在のゲイ&ストレート向けの様々な出会い系アプリの元祖。
近年、日本ではシェアを落としているが、アメリカ、ヨーロッパ、中国、台湾などのアジア圏では圧倒的シェアを誇っており、その登録ユーザー数は世界196ヵ国で2億7千万人(2017年時点)と、他のゲイアプリとは桁違いの規模。
グラインダーの上場により、近い将来、ゲイアプリの株を買える日がくるかもしれない。