>>【特集】都市×リゾートの良いとこどり!魅惑の「バルセロナ」
いまや世界第2位の観光客数をほこる観光大国スペイン。その中でも最も人気の都市が「バルセロナ」だ。
スペイン南部、地中海を望むバルセロナは、年間を通して温暖な気候なため、朝~晩までさまざまなアクティビティが楽しめる。
今回は、バルセロナに行ったら絶対行くべき観光地、ビーチ、グルメ、ホテルをまとめて紹介していくよ。
バルセロナといえば、建築家ガウディの作品群が集まる世界遺産の宝庫!
複数ある中から、必ず行くべきスポットを3つ紹介したい。
だれもが一度は耳にしたことがあるガウディの最も有名な建築「サグラダファミリア」。2026年に完成予定で、現在建築真っ只中。
バルセロナの中心地から徒歩でも行け、アクセスは良好。
建物の前に着くと、その大きさに圧倒されること間違いなし!
内部に入ってもとにかく驚きの連続。
天井が果てしなく高く、”森”をイメージした支柱が天に向かって伸びている。曲線を多用した独特なカッティングや光の取り込み方など、伝統的な教会のゴシック様式をガウディなりに解釈したネオ(新しい)ゴシックは必見の価値あり。
世界広しといえど、ここまでユニークな教会は無いと断言できる。
混む可能性があるので、ネットで事前チケットを購入しておく方がよい。
こちらもガウディによる建築で、世界遺産となっている「カサ・バトリョ」。富豪の邸宅を改築したもので、住居ながらガウディの独創的な建築手腕が光る。
建物内の天井、窓、手すり、ドアノブなど、そのほとんどが丸みを帯びた曲線でつくられているのがポイント。邸宅の枠を超えたそのデザイン性から、どこか異空間に迷い込んだ気分になる。
カサ・バトリョは、ゲイエリア「Gaixample(ガイシャンプル)」のすぐ近くにあるため、アクセスは良好。
また、6月末~7月のプライド時期にはレインボーにライトアップ(写真下)されるのでそちらもお見逃しなく。
日本人の多くは、ガウディ建築などの世界遺産を周り旅行終了となりがちだが、ヨーロッパからの観光客のほとんどはリゾート目的でバルセロナを訪れる。
人々を魅了し続けているのが、バルセロナ市内から地下鉄で10分足らずでいけるビーチ「バルセロネータ・ビーチ(Barceloneta Beach)」だ。
地中海のビーチで、太陽がさんさんとふり注ぐラテンらしい開放的なムードは最高!
またビーチ沿いにはウォーターフロント(商業施設)があり、眺めの良いレストランやショッピングの店舗が入っている。
せっかくバルセロナにきたなら観光地めぐりで終わるのではなく、ぜひ1日はビーチでゆっくりとバカンスを楽しもう!
バルセロナの魅力の一つは地中海ぞいの豊かな食文化だ。
特にシーフードが絶品で、新鮮な魚介やパエリアは絶対食べてほしい。今回は編集部が訪れたバルセロナのグルメを一挙紹介していこう。
ゲイエリア「Gaixample(ガイシャンプル)」内にある、地元ゲイにも人気のスペイン料理店「BEAM」。
南国風の開放的なインテリアと、カジュアルで入りやすい雰囲気が良い。
朝食ではスクランブルエッグやパンケーキ、ランチやディナーにはピスタチオ入りのニョッキ、サラダ、スペインオムレツ、ヴィーガンハンバーガーなどが人気。
お手頃な価格帯と、英語も話せるフレンドリーなスタッフも人気の秘密だ。
バルセロナの中心地、ランブラス通りにある「ボケリア市場」は、鮮魚からお肉、フルーツまで、ありとあらゆる食材がそろう人気マーケット。
気になる食材やお土産が手に入るほか、オススメは市場内にあるバル。中には数軒バルがあり、平日でも多くの人で賑わっている。
オススメは採れたての新鮮シーフード!活きのいいエビ、生カキ、ムール貝などをその場で調理してくれる。バルはすべてカウンター式なので、お一人様でも入りやすく、店をハシゴするのも楽しい。
スペイン人は陽気なので、一人でご飯をしていると話しかけてくれることも。ローカルな雰囲気を味わうには絶好の場所だ。
バルセロナのビーチ「バルセロネータ・ビーチ」のウォーターフロント沿いにあるスペイン料理店「El Cangrejo Loco」は、絶品パエリアが食べられる人気店。
上の写真を見てもらうと、パエリアの異常なまでの大きさがわかる!
魚介の味がしっかり染み込んでおり、思わず「うまい!」声が出ちゃうほど。
テラス席からビーチを眺めがら食すパエリアは、バルセロナ旅の良き思い出となること間違いなし。
スペインといえばタパス(小皿料理)。
タパスはバルセロナ中のお店で食べられるが、スペイン料理店「MUSSOL」は何といってもそのロケーションが抜群。
ラス・アレナス(Las Arenas)という1900年に建てられた闘牛場をリニューアルしショッピングモールにした施設の中にあるのだ。世界広しといえど、闘牛場をそのままショッピングモールにしたのはここだけ!
最大のウリは屋上にあるレストラン街で、360度の空中散歩が楽しめる。さまざまなレストランがあるが、「MUSSOL」はタパスがお手頃な価格で楽しめるのでオススメ。
タパスの良さはいろんな品を頼めて、みんなでワイワイとシェアできるところ。食事のお供にはスペインのスパークリングワイン「カヴァ」もお忘れなく。
同店は日本語メニューもあるぐらいの観光客向けのお店だが、ラス・アレナスのロケーションが相まってこその良さがある。昼であれば見晴らしのいいバルセロナの街が一望でき、夜であれば美しい夜景が楽しめる。
観光の楽しみといえば、その土地ならではの食べ歩きグルメ。
暑いバルセロナ観光につかれたのなら、「Yogurteria DANONE」に寄ってみて。こちらはキュートなベアーがヨーグルトジェラートを作ってくれるお店だ。
このDANONE(ダノン)は、あの世界的有名なヨーグルトブランドで、実は1919年のバルセロナ発祥。暑いバルセロナは冷たいヨーグルトジェラートで乗り切ろう。
また、絶対食べてほしい一品といえば、フレンチフライの人気店「Las Fritas」。ここでは自家製フレンチフライをさまざまソースとトッピングが楽しめる。中でも写真にある「イベリコ豚入りポテト」がめちゃめちゃうまい…!!
数あるイベリコ豚グルメの中で断トツのうまさだ。
「Las Fritas」と「Yogurteria DANONE」ともに歴史的エリアのすぐ近くにあるので、小腹が空いたら立ち寄ってみよう。
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