ギリシャのアテネに行ってきました、がぅちゃんです。
アテネのゲイエリア「ガジ」より、ゲイフレンドリーカフェ「Del Sol Cafe」を紹介します。現地のグルメや世界遺産なども紹介しています。
ギリシャは南ヨーロッパに位置する国です。
国土の東側で、トルコのイスタンブールと国境を接しています。となりのトルコはギリギリ中東に含まれることもありますが、ギリシャは完全にヨーロッパです(現地通貨はユーロ)。
ギリシャは三つの海に面しており、東にエーゲ海、西にイオニア海、南に地中海があります。
そんなギリシャの料理は典型的な「地中海食*」と言われています。地中海食はユネスコの無形文化遺産として、複数の周辺国と合同で登録されています。
*地中海食(Mediterranean Diet)は、あくまでも食習慣のことであり、料理名ではありません。
ギリシャの首都かつ同国最大の都市が「アテネ/Athens」です。
アテネ市の人口は約65万人ほどですが、都市圏全体だと370万人ほど。 以下に、アテネの定番観光地を紹介していきます。
アテナイのアクロポリス
おそらく世界で最も有名な世界遺産の一つで、大昔の小高い丘の集落の跡です。このエリア内に、「パルテノン神殿(世界遺産)」をはじめとする、複数の観光名所が含まれます。
日本でむりやり例えるなら「金閣寺も建ってる富士山」のような感じでしょうか。
アテネ中央市場
アテネの象徴的な市場で、「Central Market」とか「Dimotiki Agora」とか、呼び方は様々。「中央市場=この市場」という共通認識があるようです。東京のアメ横とか京都の錦市場のような場所。ギリシャ各地からトラックが集結し、卸売市場として発展しています。
「ガジ/Gazi」はそもそも、1800年代に建設されたガス工場のこと。
当時は周辺に売春宿が栄えたそうで、「ガジ」という地名が「この地域の売春宿」を代弁する時代もあったそうです。 ガス工場の跡は現在も残っていて、ランドマークとなっています。
(ヨーロッパの都市あるあるかもしれませんが)昔は品行方正が悪かったエリアが、今となっては味となり、若者が集い、ナイトライフが栄え、人気スポットとして息を吹き返す。ガジも、そういう流れを辿った典型的な場所といえます。
現在は「ガジ=ゲイエリア」という認識はあるものの、東京の二丁目のように、ゲイ全開な雰囲気ではありません。「ナイトライフの人気スポットにゲイバー”も”集結している」といった様子。
「Del Sol Cafe」は、そんなガジにあるゲイフレンドリーカフェです。ゲイの客を中心に、多様な客層で賑わっています。
ランドマークのガス工場をバックに、テラス席でのんびりくつろぐスタイル。いかにもヨーロッパのカフェといった様子。
「Del Sol Cafe」の中の様子
外からは分かりづらかったのですが、内装は凝った雰囲気。小綺麗でおしゃれです。なんとなく、アメリカのドラマ「アグリーベティ/Ugly Betty」の主人公が勤務していたオフィスを彷彿とさせます。
「Del Sol Cafe」のメニュー
写真付きの英語メニューがあり、 品目をざっと見る限りでは、ハードロックカフェっぽい内容。
ギリシャ料理を堪能できる場所ではなさそうですが、ヨーロッパの都会ならではのニュートラルな定番料理が楽しめます。
私はクラブサンドイッチを注文したのですが、 もう本当に申し分ない、万人が満足できるような一品でした。文句なしに美味しいです。ナイトアウトの前にちょっと腹ごしらえ、という使い方をするのにも、ちょうど良さそう。
完全に余談ですが、「英語の発音が日本語と全然違う地名」として、アテネは典型例です。英語で「Athens」と綴り、無理矢理カタカナにすると「アーサンズ」みたいな発音となります。覚えておくと、旅行の時に役に立つかもしれません。