イタリアのローマに行ってきました、ライターのがぅちゃんです。
世界で最も有名な観光都市のひとつ「ローマ/Rome」。ローマの概要を説明しつつ、現地の観光名所・グルメ・ゲイシーンを紹介します。
「ローマ/Rome」は、世界的に有名な都市のひとつ。
世界遺産も多く、「歴史の街」としての認知度がとくに高い場所。「日本の京都」とか「中東のエルサレム」のように、疑問の余地がないくらい圧倒的な観光地といえます。人口は約280万人と、国内最多。
ローマは「中央イタリア/Italia Centrale/Centro」という地域の「ラツィオ州/Lazio」にある都市です。「ラツィオ」は、「ラテン/Latin」という言葉の語源になった地名「ラティウム/Latium」に由来していると言われています。
食に関して「イタリア=パスタ」というのは言わずもがな……といったイメージですが、日本でもよく食べられる「カルボナーラ/Carbonara」は、ローマ発祥です。ローマのカルボナーラは生クリームを使わないのが一般的。
トレヴィの泉/Trevi Fountain
ローマのトレヴィ地区にある巨大な噴水で、世界で最も有名な噴水の一つ。泉にコインを投げるのが観光アクティビティとなっており、1日で約40万円分のコインがたまるそうです。日本の「お賽銭」のような扱いになっており、ここでお金を拾うのは違法となっています。
パンテオン/Pantheon
パンテオンは「マルス広場」というエリアにある神殿です。入場無料。日本と縁のある場所でもあり、毎年8月には「広島・長崎原爆追悼式典 /Mai più Hiroshima」が行われています。広島と長崎の被曝を弔っている地域というのは、ヨーロッパにいくつか存在します。
バチカン市国/Vatican City
バチカン市国は世界最小の国家であり、世界遺産であり、「ローマ教皇庁/Curia Romana」がある場所です。
日本でいうところの「皇居」や「京都御所」や「伊勢神宮」が合体したような場所。いちおう国ですが、公園のような感覚で訪れることができます。
ローマのゲイエリアとして認知されているのが、名前からしてそのまんまの「ゲイストリート/Gay Street/Gay Street di Roma」。「Via di S. Giovanni in Laterano」という通りのうち、300メートルほどの部分にゲイバーやカフェなどが並びます。
ローマのゲイストリートの特徴が、その立地。ローマを代表する世界遺産・観光地「コロッセオ/Colosseum」の東に向かって(というか真正面に)、ゲイストリートが伸びています。日本で例えると、浅草の雷門の正面がゲイストリート、のような状態。
イタリアはおおむねLGBTフレンドリーですが、バッシングなどはまだあると言われています。アメリカやドイツのようにゲイ娯楽が前面には出てきていない様子。
2007年に行われたローマのゲイストリートの公式設置は、画期的な試みだったといえます。