2019/12/17

三大宗教の聖地、イスラエルのエルサレムで唯一のゲイバー「Video Pub」

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キリスト教・ユダヤ教・イスラム教にとって世界的に重要な聖地であり、イスラエルが独自に首都と主張するエルサレム。同国最大の都市としても機能するエルサレムの現状にふれつつ、唯一のゲイバー「Video Pub」を紹介します。 

 

三大宗教の聖地「エルサレム」は実際どうなっているのか

イスラエルのエルサレムといえば、 キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の「三大宗教の聖地」としての印象が強いのではないでしょうか。ユダヤ教最大の聖地「嘆きの壁」、イスラム教第三の聖地「岩のドーム」、イエス・キリストの墓がある場所とされる「聖墳墓教会」。これら3つが世界遺産「エルサレム旧市街」の中にあり、すべて半径500メートル以内に位置します。

 

 

 

 

観光客でにぎわうエルサレム旧市街。この中に4つのエリア(イスラム教区・キリスト教区・ユダヤ教区・アルメニア人地区) が存在する。

 

 

 

 

嘆きの壁。過去に存在したエルサレム神殿の西の壁で「Western Wall」とも呼ばれる。「嘆きの壁」という名前は、ここで嘆くように見えるユダヤ人を形容してつけられたもの。

 

 

 

 

聖墳墓教会の2階にある「磔刑の祭壇/The Altar of the Crucifixion」。前方の祭壇の下で、キリストの十字架が立てられたとされる岩(ゴルゴダの丘)に触れる。

 

 

岩のドームはダウンタウンのホテルからも見える。

 

宗教色が強い土地であることは間違いないですが、あくまでもそれは一部。なにもそれだけがエルサレムの魅力ではありません。

 

エルサレムは聖地である以前に、人口約85万人が暮らす国内最大の都市です。イスラエルは首都と宣言しており(国際的な同意は得られていない)、立法府のクネセトをはじめ、政府の主要機関もエルサレムに置かれています。

 

 

テルアビブにはない路面電車が発達しており、移動が楽。

 

ダウンタウンにある屋外ショッピングモール「マミラモール/Mamilla Mall」。インターナショナルなファッションブランドの店舗が並ぶ。

 

ビルの隙間にインスタ映えスポットがあったりする。

 

ダウンタウンの路面電車の駅周辺は通勤客でにぎわう。

 

イスラエルのLGBTに関する政府方針は、同国最大の商業都市のテルアビブがゲイツーリズムの人気旅行先になっているように、あくまでもLGBTフレンドリーなスタンス。

テルアビブと比べて地域的な軋轢がややあるものの、エルサレムにもゲイシーンは存在し、数万人単位が参加するレインボーパレードも開催されています。

 

エルサレムのプライドパレードの様子。

 

 

 

 

エルサレムは聖地が集う都会、日本の京都のような場所と言ってもよいかもしれません。今回はそんなエルサレムより、唯一のゲイバー「Video Bar」を紹介します。

 

ゲイバーの周辺にはゲイフレンドリーカフェ

エルサレム旧市街から500メートルほどのダウンタウンエリアにVideo Pubはあります。坂道になっている「ヘラニ・ハマルカ通り/Heleni ha-Malka St」を登るような格好で向かいます。道中には小洒落たゲイフレンドリーカフェが並び、夜も賑わっています。 

 

 

ヘラニ・ハマルカ通りにはカフェが並び、どこも繁盛している。

 

レインボーフラッグを掲げている店も多い。

 

通りを歩いてみるとこんな感じ。

 

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