2022/07/26

イスラエルで最も有名な屋台のひとつ「サビーフ・チェルニホフスキー」【GAYめし】

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旅ライターのがぅちゃんです。

ゲイ専用のお店ではないけれどゲイにおすすめしたい、エッジの効いた飲食店を紹介する連載企画〈GAYめし〉。

 

今回はイスラエルの東京「テルアビブ」より、ストリートフード「サビーフ」の屋台の中で一番有名なお店「サビーフ・チェルニホフスキー」を紹介します。

 

イスラエルはこんなところ

 

イスラエルの東京「テルアビブ」。

 

イスラエルは、中東で地中海に面している小さな国です。広さは四国ほどで、人口は神奈川県ほど。縦に細長い地形で、西側のほとんどが地中海に面しています。主要都市の多くが地中海に面していることもあり、「海の国」という印象が強いです。

 

地中海側にある「テルアビブ/Tel Aviv」という都市が首都のように機能しており、日本でいう東京のような状態となっています。イスラエルは「エルサレム/Jerusalem」という都市を首都としていますが、国際的な意見とは一致していません。

 

 

プライドシーズンのテルアビブ。

 

イスラエルは、中東・北アフリカで最もゲイフレンドリーな国と言われています。テルアビブで毎年6月に開催される「テルアビブ・ゲイプライド」は、アジア大陸では最大のゲイプライド。国内最大級のイベントとしても認知されています。

 

 

テルアビブ・ゲイプライドの参加者は、約25万人と言われる。

 

イスラエルのストリートフード「サビーフ」

 

典型的なサビーフの屋台。@サビーフ・チェルニホフスキー

 

イスラエルを代表するストリートフードが「サビーフ/Sabich」。一言で説明すると「ナスとタマゴのピタパンサンド」となります。イラク出身のユダヤ人達が広めたとされる料理で、現代のイスラエルを代表する料理のひとつです。

 

サビーフの屋台はイスラエルにはちょくちょくあります。日本でいう、たい焼きとか唐揚げの屋台のような具合です。サビーフは朝食の定番としても認知されており、ホテルのビュッフェにあったりもします。

 

 

ホテルのビュッフェのサビーフコーナー。@Cafe 65

 

余談ですが、イスラエルは移民が集まってできた国なので、食が国際的です。中東料理として国際的に認知されている「フムス」や「ファラフェル」は、イスラエルでもソウルフードとして親しまれています。ピタパンのサンドイッチは、ストリートフードとして定番。

 

 

左:フムス。右:ファラフェル。

 

イスラエルのIKEAで売られている、ピタパンの「ファラフェルサンド」。

 

テルアビブのサビーフ専門店「サビーフ・チェルニホフスキー」

 

サビーフ・チェルニホフスキーの様子。

 

無料のピクルス。イスラエルの屋台の定番スタイル。

 

イスラエルのサビーフの屋台のなかでも、ダントツと言っていいほど有名なのが「サビーフ・チェルニホフスキー/Sabich Tshernechovski」。テルアビブのダウンタウンにあり、イスラエルを代表する飲食店としても認知されています。

 

 

コロナのパンデミックの時期でも繁盛していた。

 

サビーフ・チェルニホフスキーの雰囲気は、イスラエルの典型的なストリートフード屋台そのもの(イートインもできる)。他のお店だと、ピタパンのサンドイッチが各種あったりするのですが、サビーフ・チェルニホフスキーは、サビーフのみ。

 

 

これがその、サビーフ。960円(32シェケル)。握った感じがソフトボール。

 

重さはオニギリ3.5個分ほど。具は、キャベツ、レタス、キュウリ、トマト、ハラペーニョ、タマネギ、ネギ、イタリアンパセリなどの野菜に、ナスとゆで卵が含まれます。ソースは中東のごまソース「タヒーニ」と、ホットソースの「アンバ」。王道の構成です。

 

 

お店のカウンターにあった、アンバ。イスラエルの定番ホットソース。

 

サビーフ・チェルニホフスキーのサビーフは、「テルアビブで一番美味しい」と言われる他のサビーフ屋と比べても、別格の美味しさがあります。破綻しないギリギリを攻めて具を詰めたであろう、食べ応えと風味。ピタパンが最後まで崩壊しないことにも感動しました。

 

 

ちなみにこれが、「テルアビブで一番美味しい」と言われる、別のお店のサビーフ。かなり美味しい。750円(25 NIS)

 

「サビーフ・フリッシュマン」という名前のお店。これら2店の知名度は、日本で言う「王将と天下一品」くらいだと思う。

 

サビーフ・チェルニホフスキーの周辺情報

 

すぐ近所の大通り「アレンビー通り」と、クルージングゲイバー「アポロ」。

 

アレンビー通りを5分くらい歩くと、ここに出る。テルアビブで人気の観光エリア。

 

サビーフ・チェルニホフスキーはダウンタウンエリアにあります。すぐ近くには観光名所の「カルメル市場」があり、少し歩けばメインストリートの「ロスチャイルド通り」もあります、ビーチもすぐそこで、それらすべてが徒歩圏内です(1km以内)。

 

 

カルメル市場の、中東スイーツのお店。

 

ロスチャイルド通りの雰囲気。

 

昼から空いているテルアビブの老舗ゲイバーシュパガットもエリア内なので、街歩きすると楽しい場所だと思います。

 

 

午後のシュパガット。

 

サビーフ・チェルニホフスキー/Sabich Tshernechovski
HP >>
住所:Tchernikhovski St 2, Tel Aviv-Yafo, Israel

 

 

サビーフ・チェルニホフスキーの地図。

 

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