旅ライターのがぅちゃんです。
アメリカ・マサチューセッツ州の州都「ボストン」を代表するベア系ゲイバー「アリー・バー/The Alley Bar」について紹介!
アンダーウェア・パーティなどの名物イベントについてもレポートしていきます。
アメリカの北東部に位置するマサチューセッツ州の州都が「ボストン/Boston」。アメリカで最も歴史のある都市の一つで、日本でいう京都のような所です(京都とボストンは姉妹都市)。
マサチューセッツ州はアメリカで最もリベラルな州の一つで、国内で最初に同性婚を合法化した州としても有名です。
そんな州の州都であるボストンはこれみよがしと言っていいほどLGBTフレンドリー。レインボーフラッグのデザインは日常的に見かけます。
ボストンにゲイエリアは無いですが、ダウンタウンを中心にゲイバーはいくつか存在します。ただしゲイ専用ではなく、ゲイフレンドリーバーに近い状態のお店が多め。ボストンでは、ゲイ以外の客がゲイバーを利用することはそこまで珍しくないです。
ボストンは間違いなくLGBTフレンドリーではありますが、雄の気配強めで濃いめのゲイ娯楽を求めるゲイの間では「ボストンは他の州都と比べて物足りない」という意見が存在しなくないです。
LGBTフレンドリーすぎる故に贅沢な悩みが存在するボストンのゲイ事情ですが、悩める一部の贅沢なゲイ達も満足できるゲイバーが「アリー・バー/The Alley Bar」。
ボストンで唯一のベア系・ダディ系・レザー系ゲイバーとして有名です(ベア系以外もウェルカム)。
ボストンには、ゲイ以外の人も行きやすいゲイバー(という不思議な状態の飲食店)がいくつかありますが、アリー・バーはそういうタイプのゲイバーではないです。とはいえゲイじゃないお客さんもぼちぼち利用している様子。
マサチューセッツ州を代表するベア系コミュニティ「マス・ベアーズ&カブズ/Mass Bears and Cubs」が毎年10月に開催するコンペティションが「ミスター・ボストン・ベアー/カブ/Mass Bears and Cubs」。
ミスター・ボストン・ベアーとは、「ミスコンのベア系ゲイ版」と言っていいような催しです。
ボストンで一番いけてるベア(熊)やカブ(子熊)を目指す参加者がパフォーマンスをして競います(優勝者は審査員が決める)。
イベントの詳細はマス・ベアーズ&カブズのHPにて。
アリー・バーがベア系ゲイバーとしてボストンで確固たる地位を築いている所以とも言えるイベントが、毎月第一土曜日に開催される「アンダーベアー/Underbear」。要するにアンダーウェア・イベントです(日本でいう六尺ナイト)。入場無料。
アリー・バーにはハッテンエリアやダークルームは設けられていませんが、大はしゃぎしている参加者は皆無ではないです。
なお、マサチューセッツ州には公共の場で裸を禁止する法律があるそうで、ケツワレはNGでした。
イベントの詳細はアリー・バーのFacebookにて。
アリー・バーに限らないのですが、ゲイイベントの入場や飲酒の際には、ID(パスポートOK)が必須です。
アメリカでの飲酒は21歳からですが、明らかに21歳以上でもID提示を求められることがあります。
IDに加え、娯楽施設の利用の際には、コロナのワクチン摂取証明書が必須となるケースがあります。
日本政府発行のワクチン摂取証明書(紙)も通用しましたが、コロナに関するルールは変化が激しいので、こまめにチェックしておくのが無難です。
マサチューセッツ州のコロナ関係のインフォメーションはこちら。