現在公開中の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で描かれている天才数学者アラン・チューリング。
ゲイであったチューリングは、現代のPCなどの人工知能のベースとなった偉大な人物にも関わらず、英国政府に50年もの間極秘にされ、ゲイという理由でわいせつ罪で逮捕、42歳の若さで自殺してしまう。『イミテーション・ゲーム』では、アラン・チューリングをベネディクト・カンバーバッチが熱演し、公開からロングヒットを記録中だ。
そんなチューリングの直筆ノートがオークションに売り出され、現在1億円以上の値段がつき話題になっている。
ノートは、彼が務めたケンブリッジ大学の文房具商で買われたもので、計56ページで綴られており、現存するチューリングの唯一の直筆原稿とのことだ。
なお、現在は買い手が決まり、売上の一部をチャリティーとして寄贈される予定。
今でこそ偉大な功績が認められているアラン・チューリング。
数奇な運命を辿った彼の衝撃の実話をまだ観ていない人は要チェックだ。
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
2015年3月13日(金) より TOHOシネマズ みゆき座他、全国ロードショー。
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『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』公式サイト