10月17日、東京・世田谷区が、同性カップルの区職員へ「結婚祝い金」に相当するお祝い金を出す方針を決定した。
これは日本における自治体では初となり、同制度は区職員互助会(会員数5800人)を対象にしている。現在、世田谷区では異性カップルに対して結婚祝い金3万円を支給していたが、これを同性カップルへも同様に適用するというものだ。制度は来春から実施予定。
同性パートナーへの結婚祝い金を出す制度は、現在外資系企業を中心に増えている。日本IBM、ガイアックス、ラッシュ等だ。
世田谷区は、今年6月に同性パートナーへの「パートナーシップ宣誓書」発行を発表しており、11月5日から受付予定。LGBTフレンドリーを掲げる東京・渋谷区と並び、その活動が大きな注目を集めている。