アップルCEOのティム・クックが、日本円にして8億円以上を、ヒューマンライツキャンペーン(HRC)にチャリティーとして寄付したことが分かった。
クックは、LGBT権利向上を図るNGO団体、ヒューマンライツキャンペーン内のプロジェクト『One America』へ莫大な寄付を行った。同キャンペーンは、主にアメリカ南部でLGBT平等運動を促進するプロジェクトを行っている。
クックは、2014年10月にゲイであることをカミングアウト以降、アップルが筆頭に立って企業の同性婚支援声明の提出や、LGBT権利運動への多額の寄付を行っている。
また、今年3月の段階で、クックの個人資産額は推定10億ドルと言われており、その莫大なる資産のほとんどを、今後チャリティーに寄付するとフォーチュン誌に語っている。
ティム・クックは、OUT誌のパワーゲイランキング『OUT100』で第一位、タイム誌の『世界で最も影響力のある人物100』にも選出されている、名実ともに世界をリードするパワーゲイだ。
彼の活躍により、米国で更にLGBT権利活動が加速することは間違いない。