2012年に全米公開された、同性愛が”普通”の世界を描くショートフィルム『Love is All You Need?』を知っているだろうか?
同フィルムは、同性愛者であることが”普通”であり、異性愛者(ヘテロセクシャル)であることが差別されるといった、現代とは逆転した世界を描いている。
物語の主人公アシュリーは、5歳の時に異性が好きだと気付く。
8歳になってもその思いは変わらないが、学校の友達にも親にも真実を言えず、一人で悩み自己嫌悪に陥る。学校では異性愛者であることでいじめられ、生きる希望を失ったアシュリーは最後の手段に出るのだったーーー。
『LGBTへのいじめ』をテーマに描くショッキングな内容は、観る者の心に深く深く刻み込まれる。
同ショートフィルムの英語版は、YouTubeで1000万回再生を突破し大きな話題に。
特に全米公開された2012ー2013年頃は、LGBTティーンエイジャーへのいじめや自殺が社会問題となっており、同フィルムは全米に衝撃を与えた。