ディズニーが毎年発売しているハロウィン用の衣装に、男女の区別を無くす新たな取り組みを見せている。
昨年までは、「男の子用」「女の子用」と男女に分けてオンラインストア等で商品販売をしていたが、今年からは「キッズ用」「ベビー用」とだけ分けられている。
これにより、男の子でもシンデレラやエルサのコスチュームが着れ、女の子でもピーターパンやバズライトイヤーの衣装が選択できるようになった。
ディズニー社がこのように至った経緯として、米国でのある騒動が起因している。
米オハイオ州のある母親が、米大手スーパーのターゲットで買い物をしている際に、おもちゃ売り場で「ブロックのセット(男の子用)」と「女の子用のブロックセット」といった男女で売り場が分けられていることに抗議。ツイッターで「これ(区別)はやめた方がいいよ」と発言し広く拡散された。
Don’t do this, @Target pic.twitter.com/cfh3cp5Nqa
— Abi Bechtel (@abianne) 2015, 6月 1
この一件があってからターゲット社は、性別による表記を無くすことを発表。
ディズニー社もこの事例を機に、性別による衣装区別を無くしたのではないかと米メディアでは報じている。
現在は本国のオンラインストアだけではなく、日本を含めた各国のディズニーストアにて性別表記を無くす取り組みを行っている。