米・リサーチ会社最大手のギャラップが、全米50都市中、LGBTが最も多い都市ランキングを発表。第一位はサンフランシスコという結果になった。
リサーチは、2012年6月~2014年12月の間に渡って行われ、調査人数374,000人を対象にしており、米国史上最も大規模なLGBTリサーチとなった。上位TOP10ランキングは以下の通り。
LGBTが最も多く住む全米都市ランキングTOP10
1位:サンフランシスコ(カリフォルニア州)
2位:ポートランド(オレゴン州)
3位:オースティン(テキサス州)
4位:ニューオリンズ(ルイジアナ州)
5位:シアトル(ワシントン州)
6位:ボストン(マサチューセッツ州)
7位:ソルトレイクシティ(ユタ州)
8位:ロサンジェルス(カリフォルニア州)
9位:デンバー(コロラド州)
10位:ハートフォード(コネチカット州)
第1位のサンフランシスコは、カストロ通りなどのゲイタウンも多く歴史的にLGBT権利活動が活発なことから、最もLGBTが住む都市としては納得の結果だ。サンフランシスコのLGBT人口割合は6.2%という結果になっており、LGBTの平均人口(先進国平均約5%)と比べると多いことが分かる。
その他の都市では、カルチャー都市として人気なポートランドが2位にランクイン。マイノリティに寛容なシアトルやポートランドでは、ニューヨークなどの主要都市からのLGBTたちの移住や移民も増えている。
また、TOP10以内の約半分をアメリカ西海岸(カリフォルニア、オレゴン、ワシントン)で占めており、ニューヨークなどの東海岸に比べ、LGBTが多く住む(住みやすい地域)ということが分かった。