4月25・26日に開催された「東京レインボープライド2015」のステージにて、歌手Ki-Yoさんがゲイであることをカミングアウトした。
ステージに上がったKi-Yoさんは、『WE ARE ONE』を歌い、「こんな素晴らしい日なので、ハッキリ言ったことないですが、言いたいと思います。僕もLGBTの一人です。」とゲイであることをカミングアウトした。
カミングアウトに至った経緯として、LGBT支援プロジェクト『OUT IN JAPAN』のテーマソング『WE ARE ONE』の楽曲提供がキッカケと話している。
Ki-Yoさんは、“清貴”でデビューを飾り、サードシングル『The Only One』が40万枚を超える大ヒットを記録しているソロシンガー。現在はKi-Yoに歌手名義を変更し、ニューヨークに拠点を移し活動している。
また、今回のステージには仙台在住の両親も応援に駆けつけており、会場は大きな熱気と感動に包まれた!
欧米に比べ日本人アーティストのカミングアウトが少ない中、Ki-Yoさんの勇気あるカミングアウトにより、今後ポジティブなイメージが広がることを期待したい。
Ki-Yo(清貴)
4オクターブの声域をもつ男性ソロシンガー。2000年に東芝EMI / EXPRESS、Glamourレーベルよりデビュー。サードシングル『The Only One』が40万枚を超える大ヒットを記録。 2010年渡米、2013年全編英語のアルバム「Reborn」がAmazon chartの、ポップ部門、ソウル/R&Bチャートで1位を獲得。2015年帰国し、日本で活動を行っている。