オスカー女優ケイト・ブランシェットがレズビアンカップルを演じる話題作『キャロル』が、2016年2月11日より劇場公開される。
『キャロル』は、1952年のニューヨークが舞台。
高級百貨店でアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、クリスマスで賑わう売り場でキャロル(ケイト・ブランシェット)と出会う。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。このうえなく美しいそのひとにテレーズは憧れた。しかし、美しさに隠された本当の姿を知ったとき、憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく……。
原作は、『太陽がいっぱい』の人気作家パトリシア・ハイスミス。製作は『エデンより彼方に』で知られる、オープンリーゲイ監督トッド・ヘインズ。
同作はカンヌ国際映画祭で公開されるやいなや批評家から大絶賛され、LGBT映画部門の最高位クィア・パルムを受賞。助演のルーニー・マーラは女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。
映画史に残る、女性同士の心揺さぶるラブストーリーは必見だ。
『キャロル』
2016年2月11日(祝・木)より全国劇場公開
監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニ・マーラ
原作:パトリシア・ハイスミス
配給・宣伝:ファントム・フィルム