全米のレズビアンに絶大なる支持を得る双子姉妹デュオ「ティーガン&サラ」を知っているだろうか?
二人そろってオープンリー・レズビアンの双子姉妹として、昨年はアカデミー賞授賞式でのパフォーマンスや、様々なアーティストとの共演を行うなど、北米では爆発的人気を誇るアーティストなのだ。
しかし、日本ではWikipediaページさえないほど、あまり知名度がないのが現状。
そんな彼女たちが先日、8月2日(火)に一夜限りの来日公演を行うと発表!今回はそんな「ティーガン&サラ」の魅力について紹介したい。
双子の姉妹デュオとしてデビュー
ティーガン&サラは、1980年生まれのカナダ出身の双子姉妹。
音楽業界では珍しい双子姉妹デュオとして、ニール・ヤング主催のレーベルから1997年にデビュー。当初、アコースティックで聴かせるオルタナティヴ・ロック・デュオとして活動を行う。
デビューから15年、着実にキャリアを重ねる二人だったが、ビジュアル面や音楽性で今ひとつ抜き出てはいなかった。
そこで、2012年にポップミュージック路線へ大胆な転向を行う!
ポップ路線変更後の楽曲「クローサー」が、空前の大ヒットを記録!
どこか懐かしい80s調のサウンドと、ビアンテイストなミュージックビデオが話題をさらった。
全米LGBTのアイコン的存在に
「クローサー」のヒット後、多くのイベントへ出演以来が殺到。
2014年には、故郷カナダの「トロント・プライド」に出演しパフォーマンスを披露。
また、米カルフォルニア州の同性婚禁止に抗議するプロジェクト「NO H8」のキャンペーンへの参加や、これまで多くのLGBT権利運動へ積極的に参加し、北米LGBTコミュニティー人気を不動のものにする。
ファッションアイコンとしても注目
モノトーンベースのライダースやジャケット&パンツスタイルなど、ビアンライクなファッションを得意とする彼女たち。
彼女たちが着こなすクールでマニッシュなファッションは、最近では音楽誌の枠を越え、多くのファッション誌で特集が組まれている。
米GQ誌のインタビューでは「最近は、メンズが彼女たちの”メンズ”ファッションを参考にしている」と言わせたほど、その独自のファッションセンスに注目が集まっている。
最新曲は “レズビアンあるある” を盛り込んだ、共感を呼ぶ歌詞が話題に
先日公開された新曲「Boyfriend」の歌詞が、レズビアンたちの間で「共感できる!」として話題になっている。
曲のサビはこんな感じ。
「君は私を彼氏みたいに扱う。親友みたいに信用してる。君は私が彼氏かのようにキスする」「親友みたいにいつでも呼び出す 彼氏を求めるみたいに私をアツくさせるの」「だけど、もう…君の「秘密」ではいたくないんだ」
…うんうんうん。こういう状況、かなりあるよね?
また同楽曲は、切ない歌詞とは対照的なポップサウンドも印象的。以下、ミュージックビデオでチェックしてみてほしい。
実力派のフォーク・デュオから、クールでスタイリッシュなポップデュオへと華麗な転身を遂げたティーガン&サラ。
8月2日に行われる一夜限りの来日公演も是非チェックしてみてほしい。
◼︎新宿二丁目のBAR「GOLD FINGER」にて、ティーガン&サラ絶賛コラボ中!店内にPV流してるので、そちらも要CHECK!
www.goldfingerparty.com