今年度アカデミー賞の最有力候補!
同作は、現在(1/26時点)までに、世界各国の映画賞を132部門受賞・307部門ノミネートと、賞レースを席巻中!
著名映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」にて98%の高評価を叩き出し、さらに、米TIME誌が選ぶ「2016年の映画」の年間ベスト1位に輝くなど、多方面から賛辞の嵐!
また、最も注目すべきは、なんといっても今年のアカデミー賞の最有力候補ということだ。
過去にゲイテーマの作品でアカデミー賞を受賞した作品は、「ブロークバック・マウンテン」「リリーのすべて」「ボーイズ・ドント・クライ」「フィラデルフィア」「ミルク」と5作品のみ。
そして、上記5作品も最高峰である「作品賞」を受賞を逃しており、「ムーンライト」は今年の作品賞の最有力候補として期待されている。
もし獲ればLGBT映画としては史上初の快挙だ!
そんなアカデミー賞ノミネートのニュースを受け、監督のバリー・ジェンキンスはこうコメントした。
「言葉では言い表せないほど感動しています。ノミネート発表の瞬間、私はアメリカから遠く離れたアムステルダムで、異なる文化を持つ人たちと(主人公)シャロンの物語を共有しています。映画にはこのように、世界中のあらゆる壁を破り、真の人間らしさを教えてくれるパワーがある。まさに今回のノミネーションが意味することなのだと思います」
アカデミー賞の行方が気になる『ムーンライト』は、2017年春にTOHOシネマズにて全国ロードショーされる。