歌手エルトン・ジョンが、プーチン大統領と、LGBT権利に関する対談の可能性があることが分かった。
ロシアといえば、2013年より「同性愛宣伝禁止法」を設けており、同性愛者への迫害が極めて厳しい国の一つ。今年1月には、共和党議員による「アンチゲイ法案」が提出されたことが記憶に新しい。(幸いにも1月19日に否決されている)
長年LGBTサポートを行うエルトン・ジョンは、度々ロシア政府を非難している。そんな中、エルトンとプーチン大統領の対談が叶うかもしれない。
ロイター通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は、「ジョン氏の訪ロ日程が確定し、大統領の日程が許せば、そのような対話が実現する可能性は否定されない」と述べている。
エルトン・ジョンは、世界ツアーの一環として5月30日にモスクワでコンサートを行う予定であり、2人の念願の対談(直接対決)を果たせるかもしれない。
絶大なる影響力を誇るエルトン・ジョンの説得により、ロシアの「同性愛宣伝禁止法」に終止符を打つことができるのか?今後の行方に注目したい。