2016/08/26

LGBTの職場環境、非当事者は「嫌」が35%(調査結果)

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LGBTの職場環境、非当事者は「嫌」が35%(調査結果)

 

 

LGBTの職場環境に関する調査結果を、日本労働組合総連合会が発表。同機関がLGBT関連の調査を行うのは初めてとのこと。

 

同調査は、全国20~59歳の男女1000人を対象にインターネット調査にて行われた。以下が主な結果となっている。

 

 

・アンケート全体の8.0%がLGBTの当事者。

 

・LGBTを「知らなかった」は52.9%

LGBTという言葉を「知らなかった」と答えた人は全体の52.9%だった。

年代別で「LGBT」という言葉への認知度をみると、20代で54.8%と過半数だが、50代が39.2%と最も低く、年代が上がるにつれて認知度は低い傾向がわかった。

 

 

・LGBTのイメージを「他の人と変わらない存在」と答えたのは47.1%

LGBTへのイメージを非当事者に聞いた場合の回答は以下となった。

・「他の人と変わらない存在」47.1%

・「差別や偏見を受け、大変な境遇にある人びと」41.8%

・「テレビに出たりする等、芸術やファッション、芸能等の分野で秀でている人びと」20.0%

・「一部の職業に偏っていて、普通の職場にはいない人びと」16.5%

 

 

・同性愛者は「嫌だ」と回答、35.0%

職場の上司や同僚、部下などが、同性愛者・両性愛者であった場合、どのように感じるか?の質問では「嫌でない」と答えたのは65.0%、「嫌だ」と答えたのは35.0%となった。

 

 

・職場でLGBT関連のハラスメントを受けた・見聞きした人は2割強

職場(飲み会などを含む)で、LGBTに関するハラスメントを経験したこと、または、見聞きした人の合計は22.9%と、5人に1人以上の割合となった。

 

 

・職場におけるLGBT関連への差別「なくすべき」が8割強

LGBTに関する職場内のハラスメントを防止・禁止すべきがどうかを聞いた質問では、「防止・禁止すべき」が53.7%。

LGBTへの差別はなくすべきか?を聞いた質問では、「なくすべき」が81.0%、「なくさなくてもいい」が15.9%となった。

 

 

同調査を行った連合の担当者は、「アンケートを使いLGBTは職場にある課題だという認識を広めたい」とコメントしている。

 

データ出展:日本労働組合総連合会

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