お次は「六尺ふんどし」の締め方を紹介。
何種類かあるうちの、今回は最も簡単な締め方を紹介していく。
六尺ふんどしの真ん中あたりを、股間の位置にくるように当てる。
ふんどしの片方を肩にかけ、もう片方を股の間にくぐらせる。
股の間を通したふんどしをよじりながら、腰にまわす。
腰にまわしたふんどしの端を、お尻の下から通す。
指でねじりながら、左側に巻きつけていく。これで左側は完成。
肩にかけたふんどしを前にたらし、股間の間をくぐらせ後ろ側に。
ふんどしをお尻に2回通す。
指でねじりながら、右側に巻きつけていく。
これで右側は完成。
ふんどしの両端が揃っている方がかっこいい。
前から見たときに両端が見えないぐらいの位置で、写真ぐらいの位置がベスト。
もし片方が長すぎるのであれば、ハサミで切って調節しよう。
最後にフロント部分の形を整えれば、完成!
ふんどしには定番で白無地の「さらし」のほか、多種多様な柄がある。
写真のふんどしは、夏らしい爽やかな「青海波(せいがいは)」をチョイスしてみた。比較的ふんどし初心者でもトライしやすい柄だ。
ふんどしを粋に見せるためには、締め方もそうだが、ビキニラインのグルーミングが重要だと知っているだろうか?
六尺ふんどしは、江戸時代から明治時代末期にかけて、男性の一般的な下着として用いられていた。
ふんどしのマナーとして、左右の生地にあまりがなく一定であることや、形が均等であることなどの他に「アンダーヘアをはみ出さないこと」が求められていたのだ。
当時、江戸の男たちは、ふんどしからアンダーヘアがはみ出さないように、銭湯で軽石や線香を使って熱心に処理していたそう!
今から400年以上前の江戸時代の男たちが、すでに身だしなみとしてアンダーヘアをケアしていたことには驚きだ。
たしかに、六尺ふんどしは股間ギリギリでお尻も露出しているため、一般的なパンツよりもアンダーヘアやお尻の毛がはみ出しやすい。
江戸の日本男児にならうのであれば、アンダーヘアのケアは必須だろう。
アンダーヘアのケアには、GENXYでもお馴染みのパナソニックの「ボディトリマー」がオススメだ。
ギャランドゥー、ビキニライン、お尻・肛門周りまで、細かくて手が届きにくい部分までしっかりとケアできる優れモノ。
これからの和装シーズン、浴衣&六尺ふんどしを楽しむ際は、アンダーヘアのケアも忘れずにね。