ゲイの水球チームを描いたフランス映画『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が、7月9日(金)から待望の劇場公開された。
本作は、実在するゲイの水球チーム“シャイニー・シュリンプス”を題材にした映画。
そのチームのメンバーであるセドリック・ル・ギャロがメガホンをとっている。
彼自身もゲイであることを公表しており、本作はゲイの友人はひとりもいなかったという彼が「”シャイニー・シュリンプス”というチームに入って人生が変わるような経験をした!」という実体験に基づいて制作された。
ストーリーは、元オリンピック・銀メダリストのマチアスが、ゲイのアマチュア水球チーム「シャイニー・シュリンプス」にコーチと派遣されることに。しかし彼は大のゲイ嫌い。
彼が課されたミッションは、弱小チームを3ヶ月後にクロアチアで開催されるゲイゲームズ(ゲイ版オリンピック)に出場させること。
しかし、そのチームは勝ち負けにこだわらないパーティー好きなお調子者の集まり…。
果たしてマチアスはチームをまとめることができるのか?(以下、予告編)
本作はフランスで公開された際に、初週動員数No.1ヒットを記録!
この大ヒットを受け、早くも続編が決定しているという人気ぶりだ。
笑いあり、涙ありのベッタベタのスポ根映画。
また、劇中に描かれる同性婚、ゲイカップルの子育て、差別問題といったLGBTQテーマのトピックも必見。
鬱々とした空気が漂う今こそ、ぜひ劇場で観て元気をもらってほしい映画だ。
本作は、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。