パリ大会に参加してみて、会場の様子や街の雰囲気はどうだったのだろうか?
「毎日が刺激的でしたね!パリ市内のあらゆる場所が会場になっているので、競技の間に街にくりだして遊んだり、外国の選手や観客と交流したりと、とても楽しかったです」
「私は長年トライアスロンや自転車競技をしてきて、今回はじめてゲイの大会に参加したのですが、『自転車競技をやってるゲイがこんなに多いんだ!』と単純に嬉しかったですね」
大会の思い出をハツラツとした表情で語る宮田さん。
会場には出場者だけでなく、世界中からLGBTが集まり終始お祭りムードに。街中には同性カップルがあふれ、子供をもつ同性ファミリーも多く見かけたそう。
次回2022年のゲイゲームズは、アジア初開催となる「香港」だ!
宮田さんは香港大会に向けてこう語った。
「次回は自転車競技とトライアスロンも出ようと思っています。あとはやっぱり日本からも参加者を増えてほしいですね」
「これだけ大規模なゲイのスポーツの祭典はないし、競技以外にもさまざまなイベントが連日開催されており、毎日が夢のようでした。今回は日本からエントリーは14人、開会式に参加したのは8人だけだったので、日本団体で国旗を持てなかったのが残念です。次回の香港大会は日本から近いですし、もっともっと参加者が増えてくれるとうれしいですね!」
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2020年の東京オリンピックに向け、スポーツの関心が高まる今日この頃だが、4年後の”ゲイのオリンピック”にもぜひ注目したいところ。
同大会は、基本的に誰でも参加可能。開催が近くなると公式サイト上でエントリーできるようなので、もしスポーツをしている人、各種ゲイのスポーツサークルに入っている人は要チェックだ。