総勢50人のLGBTを描いたドキュメンタリー映画『私はワタシ~over the rainbow~』が、12月22日(土)から1週間限定で上映されることがわかった。場所は東京・東中野にある「ポレポレ東中野」。
映画では、ゲイ雑誌『Badi』『G-men』を創刊した伝説の編集者の長谷川博史の独白からスタートする。ドラァグクイーン姿にふんした長谷川は、「あなたはご存知ないかもしれませんが、私の血にはあのエイズを引き起こす HIV が混ざっておりますの…。」と語りだす。
魂を揺さぶられる圧巻のパフォーマンスを軸に、「私を生きたい」と願う LGBT当事者のリアルな声をつむいだ珠玉のドキュメンタリー。
出演者は同性のパートナーと共に人生を歩むカップルから、トランスジェンダー、ドラァグクイーン、はるな愛、ピーターなどの著名人まで50人に及ぶ。
同作は、女優でアクティビストの東ちづるがプロデュースをつとめた作品。
東は、「まぜこぜの社会」を目指す一般社団法人Get in touchの代表をつとめており、また LGBT問題にも関心が高いアクティビストだ。
そんな東自身がインタビュアーとなり、著名人~一般の LGBT総勢50名のインタビューし、LGBT史、人権、制度の谷間、愛すること、マイノリティとしての苦悩・葛藤を赤裸々に描き出す。
12月22日(土)~28日(金) までの1週間限定上映のため、気になる人はお見逃しなく。