NY発・同性婚をしたゲイカップルを描く話題作『人生は小説よりも奇なり』が、2016年3月12日(土)より日本公開される。
同作は、2011年に同性婚が合法化された米・ニューヨークを舞台に、39年間連れ添った末に結婚したゲイカップル、ベンとジョージを描くヒューマンドラマ。
念願の同性婚を果たしたにもかかわらず、同性婚が原因でジョージが仕事を失い、保険、年金、不動産の問題が押し寄せるなど、安定していた生活が危機的状況に陥ってしまう。本当の悲劇に直面した時、人生で最も大切なものが何か見えてくる── 。
主人公のベンを演じるのは『愛についてのキンゼイ・レポート』で知られる名優ジョン・リスゴー。パートナーのジョージ役を『スパイダーマン2』などのアルフレッド・モリーナが演じるほか、オープンリーゲイ俳優のシャイアン・ジャクソンらが脇を固める。
監督は『ああ、結婚生活』のオープンリーゲイ監督アイラ・サックスが手掛けており、劇中に登場する絵画は監督のパートナー、画家のボリス・トレスによるものだそう。
今年6月の全米同性婚解禁や、日本でも11月より開始したパートナーシップ条例など、今ホットな「同性婚」テーマのゲイ映画として見逃せない話題作だ。
『人生は小説よりも奇なり』
2016年3月12日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開
監督・脚本:アイラ・サックス
出演:ジョン・リスゴー、アルフレッド・モリーナ、マリサ・トメイ、ダーレン・バローズ
配給:コムストック・グループ