英ロンドンのパブで、ゲイ男性にガラスのコップを叩きつける暴行を行なった男に、懲役刑が下った。
ロンドン市内のパブにて、ゲイカップルがドリンクを注文しようとカウンターにいたところ、いきなり男が突進し手にしたグラスを顔面に叩きつけたのだ。
防犯カメラは、そのショッキングな映像を捉えている。
この暴行により、ゲイ男性の顔面はガラスの破片で切れ、カラダもケガをしたそう。また、一緒にいた彼氏も目にガラスの破片が入りケガを負った。
ちなみに犯人は、ゲイカップルとは全く面識がなく、2人が手を繋いだりスキンシップを取っていることが気に食わない為に暴行を加えたとしている。非常にショッキングなヘイトクライム(憎悪犯罪)だ。
幸いにも、防犯カメラの映像で犯人が特定され、事件から2週間後に逮捕。先日、懲役2年の実刑判決が下った。
今回のように、ゲイ嫌悪によるヘイトクライムは、LGBTフレンドリーといわれるロンドンでさえ頻繁に起こっている。
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