夜の街、そしてゲイの街、「東京・新宿」。
夜遊びするゲイたちにとって、夜遅くとも美味しいご飯が食べたいものだ。
新宿は繁華街ということもあり深夜に空いている飲食店が多いが、本当に美味しいお店は少ない。(そもそも新宿自体、他のエリアに比べて美味しいお店が少ない)
ということで、編集部行きつけの深夜までやってる本当に美味しい店、名付けて「東京深夜レストラン(新宿編)」をお届け。
歌舞伎町にあるイタリアン「あかはる」。
この店、なんと22時以降にしか開かない「深夜イタリアン」として、グルメ雑誌の常連店。
超怪しげな雑居ビルの地下2階にあり、バーカウンターのみ6席ほどしかない小さなお店。
オーナー赤春さんが作るイタリアンは、素材の味を生かしたシンプルながらも深みがあり、夜な夜な食通たちを唸らせている。
ピザ、パスタ、ムニエルなど、何を食べても美味しいし、値段もお手頃。
この穴場のお店を知っていれば、かなりの新宿通だろう。
こちらも歌舞伎町の奥にあるイタリアン「ルメン」。
「美味しいお店がない」と嘆かれる新宿や歌舞伎町近辺で、食べログ3.6以上を叩き出すハイクオリティなイタリアン。
モチモチ生地の自家製ナポリピッツァは必食で、オススメは生ハム×マスカルポーネチーズの組み合わせが絶品の「ベッラドンナ」。
その他にも日ごとに変わる新鮮な魚介メニューなど、どれを頼んでもハズレなし。
歌舞伎町にこんなちゃんとした(ごめんなさい)イタリアンがあるなんて…!と思うぐらい。
そしてこのお店、深夜2時まで営業!
美味しいだけの店は数あれど、深夜までオープンしている店は超貴重。
歌舞伎町のど真ん中にありながら「ここは中国!?」と錯覚してしまう、路地裏にある超ディープなお店「上海小吃」。
上海や香港の路地裏にありそうな雑多な店内は、平日・土日問わず超満員。
名物は「アサリの甘辛炒め」。アサリの甘辛スープに、揚げパンを浸して食べるのがオススメ。コクと香り、濃厚な甘さの虜になる。
その他、チャーハンなどのご飯系、空芯菜、豆苗炒め、珍しい上海マコモダケの炒めなど、100種類以上の料理はどれを食べても美味しい。
また全体的に独特のスパイスや辛さが控えめなので、味付けが日本人好みなのも◎。
食べログ評価3.6と中華店として高いレベルのお店なのだが、このお店のもう一つの側面はゲテモノ料理が食べれる点。
豚の脳みそから、サソリ、ムカデ、セミ、バッタ、クモなどの昆虫料理だ。
「見た目はグロいけど食べたら美味しい!」という感じでもなく、味の好みは分かれるところ。(普通に苦いメニューも多い…)
店内を見渡すと、怖いもの見たさでトライしている人が多数。
もし刺激を求めているならチャレンジしてもいいし、普通に美味しい中華を求めているならやめておいた方が吉。
またこちらのお店、翌朝5時まで営業かつ、年中無休なので使いやすさ抜群!