歌手レディー・ガガが、1月20日に行われた自身のコンサートにて、トランプ大統領とアンチLGBTで知られるペンス副大統領を痛烈に非難した。
ガガは、ヒット曲「ミリオン・リーズンズ」の演奏中に、政府機関の一部閉鎖を行なっているトランプ政権について口を開く。
現在、アメリカでは18年ぶり、史上最長となる政府機関の一部閉鎖が続いている。
トランプ大統領が、メキシコ国境の壁の建設費57億ドルに民主党が賛成するまで、政府機関の一部閉鎖をすると断言しているためだ。
これにより、政府機関で働く約80万人が無給状態となっている。
ガガはこの異常事態について「ぎりぎりの生活で、政府からの給与を必要としている人もいる」と、国境の壁予算に固執して閉鎖を続けるトランプ大統領を非難した。
また、アンチLGBTで知られるペンス副大統領についても「最悪」とのべ、「私はクリスチャン女性。キリスト教は本来、偏見なく誰でも受け入れるものだ」と語った。
敬虔なキリスト教右派で知られるペンス氏は、トランプ大統領と同様にLGBTを迫害しようと目論んでおり、多くの著名人から非難を浴び続けている。
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