NHK BSプレミアムにて放送予定の『弟の夫』、実写ドラマのビジュアルが公開された。
『弟の夫』は、ゲイ漫画家・田亀源五郎氏がはじめて一般誌に連載をした作品で、2015年文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞する快挙を成し遂げている。
そんな同作は、NHK BSプレミアムにて実写化され、2018年3月4日(日)、3月11日(日)、3月18日(日)の3週連続放送される!
ストーリーは、小学生の娘・夏菜を男手ひとつで育てる弥一のもとに、カナダへ移住した双子の弟・涼二の同性婚の相手だという男性・マイクが訪ねてくるという物語。
終始ほのぼのしたヒューマンドラマながら、同性婚やゲイ差別などのLGBT問題に踏み込んだ秀逸な内容となっている。
主人公・弥一役は佐藤隆太、マイク役には元・大関でタレントの把瑠都が演じる。
公開されたビジュアルを見ると、把瑠都はたっぷりと髭を蓄えており原作のマイクにそっくり!また夏菜役の根本真陽もピタリとイメージにはまっている。
このキャスティングには、原作者の田亀氏も大満足のようだ。
ドラマ『弟の夫』のメインビジュアルが解禁されたので、これでようやく、根本真陽さんのオーディション写真を見て「まんま夏菜じゃん!」と驚愕したとか、撮影現場見学で見た把瑠都さんはおヒゲが似合ってたとか、メインビジュアルの佐藤隆太さんの表情に感動したとか、過去ネタを呟けますw
— 田亀源五郎 (@tagagen) 2018年2月13日
ドラマ放送を記念して、展覧会『田亀源五郎「弟の夫」の世界展』が、東京・原宿のirodoriで2月26日(月)~3月24日(土)の期間開催される。
irodoriは、原宿の神宮前2丁目にあるLGBTフレンドリーな飲食店&コミュニティスペースだ。
展覧会では、ネーム原画や下絵、ペン画、完成原稿データによる複製原稿などが展示される。
また展覧会に先駆け、2月24日には田亀源五郎氏とドラマ版のプロデューサー須崎岳氏によるトークショーも開催!ドラマと合わせて、こちらも是非足を運んでみて。