最近では、昔ながらの銭湯に加え、趣向を凝らしハイレベルな銭湯&スーパー銭湯が増えてきた。
そこで今回は、都内で楽しめる「極上の銭湯&スーパー銭湯」10選を紹介したい。
新宿・歌舞伎町にオープンした、都心最大級のスパ施設『天然温泉 テルマー湯』。
映画『テルマエ・ロマエ』をイメージさせるローマ調の内装に、多彩なお風呂&リラクゼーション施設が充実。お風呂は、中伊豆の天然温泉「神代の湯」を毎日運搬しており、新宿ながらも本格的な天然温泉が楽しめる。
その他にも、館内には、高濃度炭酸風呂、岩塩ヒーリングやアロマヒーリングなどの内風呂、高級感溢れるプレミアムラウンジ、リラクゼーション施設、飲食施設を完備。
また、「眠らない街 新宿」ならではの深夜から翌朝まで対応している為、二丁目帰りの酔い冷ましとして利用したくなる。
テレビドラマ「風呂上りの夜空に」の舞台になったことでも有名な「文化浴泉」は、昭和3年営業の老舗銭湯。渋谷からすぐの池尻大橋にあり、都会の喧騒からはなれた隠れ家的スポット。
毎週日曜日は“生”の薬湯を使用した文化浴泉特製「生薬の湯」が人気で、生の薬草が体の芯まであっためてくれる。
さらに、お風呂場には日本初となる円形富士山のペンキ絵が飾られており、絵を楽しみながら週末の疲れを癒せる。
桜の名所として知られる、中目黒の桜並木の裏に佇む「光明泉」。
最大の特徴は3階のテラスにある露天風呂から見上げる夜空。和モダンでスタイリッシュな銭湯として、20・30代の若いお客さんに愛されている。
これからの桜シーズンにはもってこいの銭湯だろう。
表参道駅から徒歩2分の抜群の立地にある「清水湯」は、100年以上続く老舗銭湯がリニューアル。
お風呂はというと、高濃度炭酸泉、シルク風呂などお湯にこだわっており、更に、浴槽やシャワーは海外製を取り入れた、贅沢感ある作りが特徴。豪華さ溢れるも、銭湯なのでお値段は460円。安い。
表参道でのショッピングやデート帰りに立ち寄ってもよさそう。
都会の喧騒から逃れたいなら、絶対行くべき日帰り温泉「湯守の里」。
湧き出た源泉を一切加水せずそのまま使用される黒湯は、濃厚でミネラル豊富、さらに毒素を分解する力まで備わっている。
また、石作りの和テイストを凝縮した内装もさることながら、温泉後は2階の薄暗い「昼寝スペース」でくつろぐのがオススメ。
そのあとは、併設されたレストランで、この地域の名物「深大寺そば」に舌鼓を打つのも最高。
商店街で賑わう武蔵小山駅、そこから徒歩5分の場所にある天然温泉「清水湯」。地元のみならず、遠くから訪れる人も多い人気の銭湯だ。
お風呂は、美肌効果のある「黒湯」と、疲れに効く「黄金の湯」の2種類の天然温泉が楽しめる。銭湯で癒されたあとは、商店街で一杯ひっかけて帰るのも楽しい。
シンプルでスタイリッシュな銭湯「湊湯(みなとゆ)」。
浴室は、モダンな黒石タイプと、銭湯では珍しい木目調タイプの2つがあり、落ち着きのあるライトと、ゆったりとしたジャズが流れる極上の癒し系銭湯だ。
サウナは2種類あり、遠赤外線を使った「コンフォートサウナ」と、熱した石に水滴を落とす「ロッキーサウナ」が楽しめる。その他、電気風呂やシルク風呂なども完備。近隣のビジネスパーソンの憩いの場になっている。
地下1500mもの深さから発掘した天然温泉を使った銭湯「久松湯」。
この銭湯の特徴は何と言っても「プロジェクションマッピング」。地域の四季の光景やアーティストの映像作品などが壁に投影されるという斬新な銭湯。
アート鑑賞しながらお風呂に入れるなんて素敵過ぎる!!
アクセス:西武線「桜台駅」徒歩7分
営業時間:11:00~23:00
定休日:火曜日
巣鴨にある人気スーパー銭湯「染井温泉SAKURA」。
落ち着きのある和モダンの空間で、室内・露天ともに多種類のお風呂が嬉しい。
一押しは、琥珀色に輝く天然温泉「美人の湯」。地下1,800mから湧出した天然温泉で、ミネラルを豊富に含んだ琥珀色に輝いている。
さらに、天然鉱石「天照石」の岩盤浴も楽しめる。「天照石」は、細胞の活性化や免疫力を向上させるはたらきがあり、近年は医療の現場でも注目されている。
しかも、九州高千穂地方でしか産出されない天然鉱石「天照石」を使用している岩盤浴は日本でここだけとのこと!
都内一の名商店街・戸越銀座の名物銭湯「戸越銀座温泉」。
見所は、なんといっても圧巻の銭湯絵画!伝統ペンキ絵師の中嶋盛夫氏と、現代作家の共作による富士山が堪能できる。
40年以上続く古き良き銭湯で、ゆっくりとしたひと時を過ごしてみてはどうだろうか。