1月末に配信をスタートした、中国の初となるゲイドラマ『Addicted』が、政府により最後の3話が配信停止になったことがわかった。
『Addicted』は、人気ネット小説を映像化した、ネット限定配信のウェブドラマ。
ストーリーは、それぞれの父親と母親が再婚したことで、兄弟になった2人の男子高校生を描く。2人は反発するものの、少しずつ恋愛感情が芽生えるという、青春ボーイズラブドラマ。
同ドラマは入浴シーンや、セックスシーンなど、過激なゲイ描写で大きな注目を集め、第1話は配信スタート後の24時間で閲覧回数が1000万回を突破し、中国のウェブドラマにおける最高閲覧回数を記録。中国のゲイたちの間で絶大な支持を得ている。
中国では過激な性描写、ゲイ的描写は検閲が厳しく、ユーザーは「いつ打ち切りになるのか」ハラハラしていたそう。
そんな中、中国メディアを統括する広電総局は「公序良俗を害する」とし、全15話の中から最後の3話をサイトから撤去した。
これに対し、オンライン投票では20,000人のユーザー中93%が動画撤去に反対している。
現在、中国のストリーミングサイトでは残り3話が閲覧できないが、公式YouTubeチャンネルにて全15話が視聴できる。(中国でYouTubeは閲覧できない為)
全て中国語ではあるが、気になる人はチェックしてみてはどうだろうか?