2024/11/26

ゲイナイトから映画、アートまで。「世界エイズデー」にさまざまなイベントが開催!

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毎年12月1日は「世界エイズデー」

HIV/エイズについて考えて、情報をアップデートするいい機会だ。

 

今年もエイズデー前後に多数のイベントが開催されるなか、編集部が気になるイベントをピックアップ!

ぜひ、気になるイベントがあれば足を運んでみて。

 

イベントに参加して、予防を楽しく身近に

世界エイズデー前後には、関連したナイトイベントが多数開催される。

11月29日(金)は、ヴォーギング/ボールルームイベント『RED RIBBON Kiki Night』が開催!

 

 

 

 

ボールルームとは、1960年代〜70年代にニューヨークの黒人・ラテン系LGBTQ+コミュニティ(特にトランス女性やゲイ男性)で誕生したもの。

 

そしてヴォーギングとは、雑誌『VOGUE』のポージングを真似て踊ることから生まれたダンスのことで、マドンナの楽曲「VOGUE」で一躍有名になった。

 

今回のイベントは、HIV/エイズで失った仲間や家族に捧げる内容となっている。

トランスジェンダーの方は入場無料。そして売上の一部は、HIV支援団体ぷれいす東京へ寄付される。

 

開催地:KINGDOM TOKYO(新宿二丁目)
11月29日(金)18:00スタート
イベントについてはこちら>

 

エイズデーをフェティッシュに楽しみたいのなら、『BUFF』で決まり!

大人気レザー系フェティッシュパーティー『BUFF』が12月7日(土)に開催。

 

 

 

 

レザーだらけの男の園を楽しみつつ、テーマは「Stay Healthy(セーファーセックスでいこう)」。

会場内にはHIV・梅毒等の性感染症予防啓発のブースもあるとのこと、イベントを楽しみつつ、楽しくセーファーセックスについて学ぼう。

 

開催地:D-light, Tokyo + BOILER ROOM TOKYO
2024年12月7日(土)22:00
イベントについてはこちら>

 

エイズの情報をアップデート!学べるセミナー多数

HIV/エイズ、PrEP、性感染症など、ゲイたちのセックスに欠かせない情報たち。

 

そんな最新トピックを学べるトークイベントを2つご紹介。

 

 

 

 

まずは『性的同意』についてのトークイベント。

みんなは「性的同意」について意識したことはあるだろうか?

 

例えばこちら──

・Hをするのか、しないのか:お互いの希望をどう伝える?

・コンドームの使用:安全なセックスのための予防方法

・セックスのポジション:快適さと満足度を高めるためのコミュニケーション。

・法的なトラブルに巻き込まれるリスクはあるの?

 

新しい法律の下での性的同意について、GOGOボーイと弁護士を交えたトークイベントが開催。

入場無料なので、ぜひ気になる人はチェックしてみて。

 

開催地:高田馬場から徒歩3分の会場
2024年12月9日(月)19:00-21:00
入場無料
イベントについてはこちら>

 

お次は、「エムポックス」について。

2022年以降、世界中で流行が拡大したエムポックス。ゲイコミュニティでも大きな話題を集めたトピックだよね。

 

本イベントでは、日本とヨーロッパの最前線で対応してきた専門家たちが集まり、成果と今後の課題を共有してくれる。

 

 

 

 

エムポックスについての最新情報が学べる貴重な機会、入場無料で誰でも参加OK!

 

開催地:コミュニティセンターakta
2024年11月28日(木)19:30-21:00
入場無料
イベントについてはこちら>

 

アートや映画でエイズを学ぶ

アートや映画を通して、エイズについて視覚的に学ぶのもあり。

 

 

 

 

『中村キース・ヘリング美術館』では、今年も世界エイズデーにちなんだ特別企画を実施する。

 

エイズで死去したキース・ヘリング。

彼が生前に制作したポスターや資料の展示から、HIV・エイズタイムライン2024版の展示、コンドームの無料配布などを行うそうだ。

期間は20日限定なので、ぜひ足を伸ばしてみて。

 

開催地:中村キース・ヘリング美術館
2024年12月1日(日)-20日(金) 9:00-17:00
入館料:一般1,500円
イベントについてはこちら>

 

お次は映画を2本続けて紹介!

映画『虎の子 三頭 たそがれない』は、近未来のブラジル・サンパウロを舞台に、資本主義が充満したこの街を若いクィアの3人がさまよう──という内容。皮肉とユーモアたっぷりに今日のブラジル社会を描いた若手監督の注目作だ。

 

 

 

 

HIVと生きる体験を共有したりインフルエンサーに出会ったり頼りない大人たちと時間を過ごしながら、どこかへ導かれる。

 

極右ボルソナーロ政権下とコロナ禍に、ブラジル注目の若手映画作家が皮肉とユーモアたっぷりに今日のブラジル社会を描き、2022年に世界の映画祭で高く評価された作品だ。

 

開催地:下高井戸シネマ
2024年12月26日(木)20:10-21:40
一般1,700円 / 大学・専門1,300円 / シニア1,100円 / 小・中・高1,000円 / 下高井戸シネマ会員990円
イベントについてはこちら>

 

東中野・ポレポレ坐では、HIVをテーマにした『赤色で思い出す… (Red Reminds Me…)』を上映。

レッドリボンやその他の視覚的な要素を通じて、HIVやエイズは長い間、血液/痛み/悲劇/怒りといった「赤色」のイメージと結びつけられてきた。

 

 

 

 

本作『赤色で思い出す… (Red Reminds Me…)』は、観る人にHIVにまつわるイメージや感情の複雑な広がりについて考えるよう促す。

 

フィリピン、パナマ、アメリカ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギーから集まった作品は、官能性や親密さ、母性や親族関係、運や偶然、記憶や亡霊などについて、パロディ、メロドラマ、演劇、皮肉、ホラーなどの手法を用いて、今日のHIVに関する体験を表現する新たな語彙を作り上げてくれる。

 

開催地:ポレポレ坐
2024年12月6日(金) 19:00
1,000円(1ドリンク代含む)
イベントについてはこちら>

 

***

 

合計30近くのイベントが開催されるので、ぜひ気になったものは参加してみよう。

 

その他のイベント情報は「東京エイズウィーク2024」の公式サイトをチェックしてみて!

 

 

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