伝説的バンド「クイーン」のフレディ・マーキュリー。
2018年の映画『ボヘミアン・ラプソディー』の世界的ヒットが記憶に新しいが、今年新たなドキュメンタリー映画『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』として映画化された。
2月16日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク他全国劇場公開。
派手なステージパフォーマンス、4オクターブの音域で知られる「クイーン」のリード・ボーカル、フレディ・マーキュリー。
新たなドキュメンタリー映画では、彼の出生から「クイーン」を結成し世界を席巻した音楽活動、エイズにより45歳の若さで急逝するまでの激動の人生を貴重な写真・映像、関係者達のインタビューでつづったもの。
「クイーン」結成時、ビジュアルイメージをつくるにあたり、デヴィッド・ボウイやセックス・ピストルズなどロックミュージシャン、アーティストの写真家として知られるミック・ロックにモノクロのイメージで行きたいと相談。
ロックが映画女優マレーネ・ディートリッヒのポートレートのようなアプローチを提案したことから、下から煽った影の濃い4人のビジュアルイメージが完成した。
この写真・映像が「ボヘミアン・ラプソディ」のメインビジュアルとなったエピソード、さらには約6分間にわたる「ボヘミアン・ラプソディ」の誕生秘話も興味深い。
圧倒的なパフォーマンスが形成された経緯や、フランク・シナトラが師事したトロン・ボーン奏者のトミー・ドーシーに歌の訓練を受けたこと、スペインのオペラ歌手モンセラ・カバジェを敬愛しベルト発声のスタイルを参考にしたことなどフレディが影響を受けたアーティストにまで言及される。
そして晩年、エイズに感染しながらもその事実をひたすら隠し続けた真意、「クイーン」メンバーの想いなどを収録。改めてフレディを苦しめた死の真相が解き明かされる。
世代、国、性別を超えて愛され続けるフレディ・マーキュリーの知られざる一面が、写真・映像、関係者の証言から浮き彫りにされる中編ドキュメンタリーが今、世界に先駆け早くも日本に初上陸!
ぜひ、気になる人はチェックしてみてほしい。