2019/05/13

HIV予防のPrEPに使われる薬「ツルバダ」がジェネリックに。2021年から開始

現在、欧米のゲイたちの間で主流になりつつあるHIV予防法「PrEP(プレップ)」。

 

そのPrEPに使用される薬「ツルバダ」のジェネリック薬が認可されたことがわかった。2021年よりアメリカでスタートする。

 

 

 

 

PrEPとは、毎日1錠薬を飲むことで、HIVを99%近く予防できる画期的なHIV予防法。

アメリカ、イギリス、オーストラリアを中心に広がっており、アメリカでは約10万人以上のゲイが服用しているという。PrEPについて詳しくは以下の記事にて。

 

関連記事 >> HIV予防法「PrEP(プレップ)」とは?日本一分かりやすく解説

 

PrEPに使われる「ツルバダ(Truvada)」という薬は非常に高価で、日本で手に入れるとなると1錠約3700円程、1ヶ月継続すると11万円近くにもなる。

 

そこで現在、安価なジェネリック薬が市場に出回っており、1ヶ月分3000~5000円前後で購入することが可能(日本からも海外サイトからオンラインで購入できる)。

市場にあるジェネリック品を扱うメーカーはCipla(シプラ)社、Mylan(マイラン)社らがあり、これらメーカー製品の安全性は証明されている。

 

ツルバダ初のジェネリック品が誕生へ

PrEPの元となる「ツルバダ」は、世界第2位の製薬会社ギリアド・サイエンシズが保有しているが、この度ジェネリック薬のテバ社に対して、ツルバダの製造販売ライセンスを認めることを決定。

これにより、ツルバダの初となるジェネリックが誕生することになる。

 

ただし、ギリアドがジェネリックを認可したのはTeva1社のみで独占的な販売になることから、価格競争が起きず安価に提供ができないのでは?といった懸念もある。

 

 

 

 

これまでコンドーム使用でしかHIVが防げなかった歴史において、2012年に登場したPrEPのインパクトは大きい。

 

しかし薬が高額という問題があり、爆発的な普及には至っていなかった。

(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど一部の国では、PrEPを保険適用で安く継続することができる)

 

今回のツルバダのジェネリック解禁により、将来的にPrEPをする人が増えると予想されている。

 

関連記事 >> ゲイ&バイの3人に1人がPrEPを使っている(米調査)

 

 

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