先日5月・6日に開催されたLGBTの祭典「東京レインボープライド2018(通称:TRP)」、スペシャルゲストで登場した歌手・浜崎あゆみが大きな話題になった。
あゆがライブ中に語った内容については、こちらの記事で紹介しているが、5月17日にネットメディアBuzzFeed Japanが、そのライブ中のMC動画を公開。
あゆは「喜怒哀楽すべてを2丁目の仲間たちとともに過ごしたからこそ、今の私があると思っています」と、今回出演した経緯を話した。
以下動画は必見だ。
長年、二丁目に通い続けてきたあゆだからこその誠実なトーク。
あゆといえば、これまで20年のキャリアの中で、ダンサー、ヘアメイク、スタイリスト、衣装デザイナー、エキストラ、PV監督ら、才能溢れるゲイたちを多数起用してきたことで知られている。
今回のTRP出演は、長年あゆを支えてきた彼ら/彼女たちへの恩返しの一つなのかもしれない。
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あゆ出演で沸いた今年のTRP。
ちなみに欧米に目を向けると、プライドには必ずといっていいほど、大物アーティストが出演している。
最も大きなNYCプライドには、過去にレディー・ガガ、マドンナ、アリアナ・グランデ、シェールといった世界的歌姫が多数出演している。
しかしながら日本では、大物歌手によるTRPなどのイベント出演や、アーティスト本人からのゲイフレンドリーな発言は極めて少なかった。
その点、今回あゆのTRP出演と、本人の口から語ったことはとても意義深い。
アジアの歌姫として、また日本のゲイアイコンとして、20周年を迎えたあゆの活動にますます期待したい!