5月14日(米現地時間)、メディアを中心にLGBTへの理解を促す団体「GLAAD」によってニューヨークでセレモニーが催され、マライア・キャリーが「アライ賞」を受賞しスピーチを披露した。
受賞スピーチでマライアは、「今回のアライ賞を受け取るにあたって、LGBTQのそれぞれの意味をちゃんと覚えなきゃいけないと思い緊張したわ」と前置きをした上で、「LGBTQはね、Legendary(伝説的な)のL、Gorgeous(ゴージャス)のG、Beautiful(ビューティフル)のB、Tantalizing(たまらなくセクシーな)のT、そしてQuality(気品ある)のQなの」と、ウィットに富んだスピーチで会場を沸かせた。
同セレモニーは、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のトランスジェンダー女優ラヴァーン・コックスが司会を務めた。
今回のマライア・キャリーの受賞のほか、ジェニファー・ローレンスがロバート・デ・ニーロへ「メディア優秀賞」を授与する場面もみられた。
また、スペシャルパフォーマンスとして、TVドラマ『glee/グリー』でブレイクした歌手アレックス・ニューウェルが、マライア・キャリーの『Hero』を披露しセレモニーに参加した人々の感動を誘った。