『東京国際ろう映画祭』が、東京・渋谷の「ユーロライブ」「渋谷アップリンク」の2会場で開催される。会期は5月31日(金)~6月3日(月)まで。
『東京国際ろう映画祭』は、ろう者を含め誰もが自由に映画や芸術を楽しめる機会を作ることを目的に運営されており、今年で2回目の開催。
今年は、社会派のシリアスなテーマから笑えるコメディ、エロいR-18作品まで、日本未公開作品を含む世界中から集めた31作品を一挙上映!
その中でLGBTテーマの映画『リバース・ポラリティ』、『サイン』の2作品が上映されるそうだ。以下、簡単に紹介。
『リバース・ポラリティ』
ボーイフレンドに別れを告げ、新しい恋を探そうとするチェイスは、ソウルメイトを引き合わせるミステリアスな仲人、エイトに出会う。エイトは彼にピッタリな人を会わせるが、その人は彼が予想していない相手だった───。
その思いもよらないその展開に必見!ろう者のための様々な動画を配信しているDPAN TVが送る、6つのエピソードを1本化した、大人向けLGBTラブコメディ。(R-18指定)
『サイン』
通勤電車で見かけた時からお互いに気になっていたアーロンとベン。アローンに話しかけたベンだが、アーロンがろう者であると知り、手話を勉強しつつアーロンとの距離を縮めていく───。
心動かされる美しい映像とテンポ良く進んでいく青春ラブストーリー。NYのLGBT映画祭で知られるNewFestの観客賞など様々な映画祭にて受賞。
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ろう者はもちろんのこと、貴重なろう映画を観られるチャンスとあって、映画好きも必見の映画祭だ。