アニメ『タッチ』『ドラゴンボール』『ライオンキング』などで知られる人気声優・三ツ矢雄二(62)が、ゲイであることをカミングアウトした。
三ツ矢氏は、テレビ東京『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(1月12日放送)に出演し、「ゲイかストレートかって言われれば、ゲイ」と、初めて公にカミングアウトした。
これまで、自身のセクシャリティを“グレーゾーン”としてきた理由については「兄が会社勤めをしていて、会社で何か言われると迷惑がかかるなと思って、それで“グレーゾーン”て言ってたんです」「ただ、兄が定年退職しちゃったんで『もういっか』となって」と明かした。
また、三ツ矢氏は役者らがカミングアウトすることについて持論を展開。
「役者さんは自分がゲイだと告白していると、ラブシーンなんかがある場合、(視聴者が)純然とそのシーンを楽しめないんじゃないか」「役者さんはゲイであることを隠していても僕はかまわないと思う」と述べた。
「僕なんかは、声優で最近やっている役は動物とか宇宙人とかだから、この際もういいやと思って」と吹っ切れた様子で語り、「(彼氏は)いないんです!募集してますのでマネージャーまでご連絡を(笑)。タイプは加瀬亮です」とぶっちゃけた。
最近の三ツ矢氏といえば、オネェ・バレーボールチームの奮闘を描いた映画『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』のナレーションでも話題を呼んでいた。
カミングアウト後の、さらなる活躍に期待したい。