アニメーション映画では全世界歴代1位を樹立したディズニー映画「アナと雪の女王」。
ディズニー史上初のダブルヒロインの起用や、主題歌「レット・イット・ゴー」で歌われる「ありのままで」の歌詞などから、当初から「実はレズビアン映画なのでは?」とした意見が多く見られていた。
そんな「アナ雪」の続編が発表されているが、そのストーリーに対し、ネット上である議論が起きている。
事の発端は、アメリカ在住のアレクシス・イザベルさんが、ツイッターで「#GiveElsaAGirlfriend(エルサに彼女を)」というハッシュタグをつくりこうツイートした。
I hope Disney makes Elsa a lesbian princess imagine how iconic that would be
— Alexis Isabel (@lexi4prez) 2016年5月1日
Dear @Disney, #GiveElsaAGirlfriend
— Alexis Isabel (@lexi4prez) 2016年5月1日
「ディズニーがエルサをレズビアンの女王にしてくれたらいいのに。そうしたら、彼女はもっと人気者になると思う」「ディズニーへ。エルサに彼女をつくって」
Let’s trend #GiveElsaAGirlfriend in hopes that @Disney will consider giving queer girls representation in princess form. 💕
— Alexis Isabel (@lexi4prez) 2016年5月1日
「みんな、#GiveElsaAGirlfriend(エルサに彼女を)のハッシュタグを使って、ディズニーに、クィアな王女様にしてもらおうよ」
そんな彼女の呼びかけに、こんなイラストもつくられた。
#GiveElsaAGirlfriend Okay… but just imagine… a biracial queer princess couple. DISNEY IM SO DOWN pic.twitter.com/dszRwOdqB0
— savannah☽ (@thelibrawitch) 2016年5月1日
一時はトレンド入りし大きな盛り上がりを見せたが、反対派もあらわれた。
「CitizenGo」では、対抗して「#CharmingPrinceForElsa(エルサに魅力的な王子様を)」というハッシュタグが作られたのだ。
そんなネット上で大いに盛り上がっているが、この度、本家エルサ役のイディナ・メンゼルが、この運動に同意を示した。
メンゼルは、米TV番組「エンターテイメント・トゥナイト」に出演した際に、「私は素晴らしいことだと思うわ!」「ディズニーは今この問題と闘わなければならない。私はそれを理解させるわ」とコメントした。
果たしてディズニーは「アナ雪2」でエルサをレズビアンにして、彼女を登場させるのか?可能性はなきにしもあらずなので、公開が待ち遠しい。