経済評論家の勝間和代氏(49)が、現在女性と交際していることをカミングアウト。ネットメディアBuzz Feed Japanが報じた。
勝間和代氏といえば、当時最年少19歳で公認会計士2次試験に合格し、その後はマッキンゼー、JPモルガンなどを渡り歩いた超エリート。現在は経済評論家としてTV、雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書もベストセラー入りしている。
プライベートでは、学生時代に結婚をし21歳で出産。これまで2度の結婚・離婚をし、3人の子供を持つ母親でもある。
そんな勝間氏が交際を公表した相手は、LGBTアクティビストの増原裕子氏だ。
ご存知、増原裕子氏は渋谷区の同性パートナーシップ第一号カップルであり、元タカラジェンヌの東小雪氏とパートナーシップ関係にあった。
しかし二人は2017年12月に離婚(パートナーシップ関係を解消)している。
Buzz Feed Japanによると、勝間氏と増原氏は同じ高校で、同窓会をきっかけに友人経由で出会ったそうだ。
記事では、男性と2度結婚歴のある勝間氏のセクシャリティについて断定していることはなく、「バイセクシャル、もしくはパンセクシャルかもしれない」と記載している。
勝間氏はこれまで女性を好きになる感覚があったものの、同性を好きになるのは「ダメなこと」だと気持ちに蓋をしてきたそうだ。
以下、勝間氏の言葉をBuzz Feed Japanから一部引用。
「私も同性を好きになる気持ちに蓋をしてきました。自分の中の無意識の規範概念があったと思います。それを超えると、何が起きるのかわからなかった。でも、今は規範概念にとらわれて自分らしさを出せていない人に言いたい。同性を好きになってもいいんだよ。そのことに罪悪感を感じる必要はないんだよ」
(中略)
「私は裕子さんがいてくれたから、こうやってみんなに公表しようという気持ちになれた。でも、多くの人はそうではないでしょう。その人にも伝えたい。仲間はたくさんいるんだよ、ということを」
バリバリのキャリアウーマンとして、世の女性たちを魅了してきた勝間氏のカミングアウト。この勇気ある決断は、日本社会に大きなインパクトを与えてくれるに違いない。