世界三大国際映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭のLGBT映画部門「クィア獅子賞」を受賞した、アイスランド発のLGBT映画『ハートストーン』が、7月15日(土)に日本公開される。
北欧から届いた、切なくも美しい青春映画の秀作!
映画『ハートストーン』は、アイスランドの美しく雄大な自然が広がる漁村を舞台に、少年たちの儚く繊細な感情を切り取った、監督の経験を基に作られたヒューマンドラマだ。
親友同士の少年が大人へと変化する姿と、同性愛の感情を受容していく過程を繊細なタッチで描いた作品となっている。
以下予告編。
本作のメガホンを取ったのは、弱冠35歳の若手監督グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン氏だ。短編映画『クジラの谷(2013年)』でカンヌ国際映画祭短編部門で特別表彰しており、本作が長編映画デビュー作となる。
本作は、ベネチア国際映画祭のLGBT作品から最優秀賞を選出する「クィア獅子賞」を受賞。
選考委員会は、「厳しく残酷な自然の中で生きる主人公たちが離別を経て再会するまでの心の葛藤を、強い説得力をもって表現した」と称賛。またそれ以外にも、全世界で40以上もの映画賞を獲得している。
今年は同じくLGBTテーマの作品『ムーンライト』のオスカー受賞もあり、LGBT映画が豊作の年。『ハートストーン』も今年見逃せない1本となりそうだ。
『ハートストーン』は、7月15日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー。