沖縄県・那覇市にて、LGBTなどの性的マイノリティーが生きやすい社会実現を目指し、同性パートナーへ証明書を発行する『市パートナーシップ要綱』が、7月8日より施行されることが分かった。琉球新報が報じた。
「市パートナーシップ要綱」は、7月6日の定例記者会見で城間幹子市長が明らかに。社会福祉的な支援の充実に加え、「自治体が性的少数者を社会の一員として認めるシンボルになる」と制度の意義を伝えている。
琉球新報によると、那覇市は7日にホームページ上に詳細情報を掲載し、8日午前9時から電話予約の受け付けを開始。11日午前9時から申請受付をスタート予定。
これにより、同性パートナーへの証明書を発行している全国の自治体は、渋谷区(東京)、世田谷区(東京)、伊賀市(三重県)、宝塚市(兵庫県)、今回の那覇市(沖縄)を含めた5例目となる。