スウェーデンにて、ペニスを大きくする「ペニス増大手術」で男性が死亡したという、ショッキングなニュースが入ってきた。
このペニス増大手術を受ける男性は毎年8000人ほどいるといわれ、同手術により死亡したケースは今回が初めてだそう。
死亡した30歳の男性は、軽度の喘息を持っていたそうだが、それ以外は健康体。彼はペニスの増長と拡大の2つの手術を希望していた。
手術は、腹部やふとももなどの不要な脂肪細胞を抽出してペニスに注入するという、ごくごく一般的なものだった。
しなかしながら、ペニスの増大がうまくいってるにも関わらず、医師が拡大手術へ移行した際に、男性の健康状態は悪化。
脂肪細胞がペニスに注入されると、男性の心拍数が急上昇し、酸素レベルが大幅に低下。注入から30分以内に男性は心臓発作を起こす。その後、緊急治療をうけたが2時間以内に死亡した。
法医学チームは、男性が肺塞栓症で亡くなったと判断した。肺塞栓症は、手術中にゆるんだ脂肪が肺の中で穿刺され、血管が破裂したことが原因だそう。
Journal of Forensic Sciencesによると、「今回、自身の脂肪注入によるペニス増大という単純な手術が、健康な男性の突然死を引き起こした最初のケースでしょう」と報告されている。
一般的に、自身の脂肪注入によるペニス増大は拒否反応がなく安全といわれてきただけに、今回のケースは非常にショッキングなものだ。
ペニス増大を考える男性たちは、今回のように少なからずリスクがあることを知るべきだろう。