オープンリーゲイの世界的ファッションデザイナー、トム・フォード。
2009年の『シングルマン』で映画監督デビューを果たしたフォードの、7年ぶりとなる監督第2作『Nocturnal Animals(原題)』の予告編が公開された。
フォードの処女作『シングルマン(2009年)』は、1960年代のカリフォルニアを舞台に、ゲイの大学教授の情事を描く、スタイリッシュで耽美的な作品として評価を得た。
今回の2作目『Nocturnal Animals』は、オースティン・ライトの1993年の小説『ミステリ原稿』が原作となっている。
主人公は、ロサンゼルスでアートギャラリーのオーナーとして成功したスーザン(エイミー・アダムズ)。彼女のもとに、約20年ぶりに突然、元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、2人の関係を描いた小説が送られてくることにストーリーが展開される。
同作はトム・フォード自身を投影している作品だそう。インタビューにて、「スーザンはまさに僕自身なんだ」と語っている。
『Nocturnal Animals』は、11月18日に米国公開予定。日本での公開は未定となっている。