ゲイアプリのトップシェアを誇るグラインダー(Grindr)が、年間約46億円(3800万ドル)の収益情報がリークされ話題になっている。
これは、先日起きた世界最大の不倫専門サイト『アシュレイ・マディソン』がハッカー集団にハッキングされ、3700万人の顧客情報が漏洩した事件の一部として、グラインダーの情報も合わせて流出した。
今回リークされた情報では、グラインダーのユーザー動向&経済状況が見て取れる。
現在、グラインダーはアメリカを中心に世界192カ国に普及しており、全世界会員数は1050万ユーザーに登る。その内、約380万人が少なくとも1ヶ月に一度は利用しているとのこと。
また、アクティブなユーザーが同アプリに対して費やす時間は一日あたり最大54分間とあり、これはフェイスブックユーザーの一日に費やす時間42分と比べても高い数値だ。
収益に関しては、2012年に約19億円(1600万ドル)、2013年は約29億円(2400万ドル)、2015年は推定約46億円(3800万ドル)と、年間10億円単位で収益を伸ばしている。これはアプリ内の有料登録&広告収入によるものだ。
また、2018年には最大93億円(7700万ドル)に登るのではないかと予想されている。